この記事では、私が赴任準備をしたときに知りたかった「赴任が決まった直後にまずやること」をまとめています。
これから海外赴任される方のお役に立てればうれしいです。
赴任が決まったらすぐにやることリスト
海外赴任が決まって、まずやることは、次の通りです。
- 健康診断
- 歯科治療・検診
- 渡航までに治療しておきたい医療関係(罹っている病院、脱毛)
- 情報収集(書籍、ネット、説明会 etc)
渡航前健康診断(定期健康診断)
渡航前健康診断は大切です。なぜなら、この健診で医師からGoサインが出ないと、赴任できないからです。
会社によっては、定期健康診断を渡航前健康診断と兼ねることもあります。最終的なGoサインは会社の場合は産業医の判定になるため、健康診断結果を持って、産業医が判断・判定というプロセスを経ます(会社にもよります)
この渡航前健診で大きな病気が見つかり、赴任取り消しになった事例がありました。
私の健康診断の結果は、正常と言われる数値を少しオーバーしていましたが、産業医判断で問題なくGoサインが出ました。
前回の結果等で気になることがあるうちは、医師に早めに相談して対策をしておくことをおすすめします。
歯科治療・検診
赴任先によっては、医療費が高額だったり、十分なレベルの医療を受けられない場合があります。特に、イギリスの場合は日本ほど歯医者があるわけでもなく、また予約や治療のレベルもあまり高くない・合わない可能性もあります。
治療に時間がかかるようであれば、歯医者に赴任することを伝えてください。人によりますが、海外の医療(歯医者)事情に明るくアドバイスもくれたり、スケジュールも短期の治療で済むようにしてくれます。
一時帰国時には、検診を日本で受ける人も多いくらいですのでなるべく日本で済ませましょう。
治療しておきたい医療関係(罹っている病院、脱毛)
まず、脱毛やエステなどすでに契約しているものについては、計画的にやりきるようにしましょう。どうしても終わらない場合は、休会などができるか相談してみてください。
罹っている病院関連も言わずもがなですが、病院に通い完治または相談して薬を貰えるように取り計らいましょう。海外で薬を探すのは言葉も難しくなり大変ですし、自分に合うものがすぐ見つかるかどうかは分かりません。
また、海外に持ち込む際には、英文薬剤証明書があるとベストです。病院や薬剤師に相談してみてください。
なお、持ち込み制限の正確な情報については英国政府のHPを参考にしてください。
情報収集(書籍、ネット、説明会 etc)
限られた時間で、効率よく準備をするためには、準備の全体像を把握しておくことが大切です。おすすめの順番としては、
- 本で全体像を掴む
- 不明点をネットで調べる
- 説明会で確認してみる(補助)
という流れです。インターネットには本ブログも含めて沢山の情報がありますが、情報があふれすぎていてあれもこれも気になって読んでいると、時間がいくらあっても足りません。
赴任前に購入・読んでおくべき本(情報収集編)
まずは、体系的にまとまっている以下の本を購入して一気に読みましょう。赴任後も手元に置いとくと安心なので1さつは購入することをおすすめ済ます。
また、赴任とはことなりますが、その国の旅行ガイド(るるぶや地球の歩き方)も購入をおすすめします。年間の気候や降水量、文化、名所等が網羅されていますので楽しんで情報を収集できると思います。
コロナの影響か、2022年版は発売されていませんでしたが、最新のものを購入しましょう
インターネットでの情報収集
「国名 ブログ」「国名 赴任 ブログ」等の検索ワードで検索するとすでに赴任されている人の情報がでてきます。ただ、コロナ前と後では状況がかなり変わっており、情報が古いものも沢山ありますので気をつけてください。
なお、本ブログはコロナ後(2022年夏以降)に赴任したブログになります。
ここで不明な点を調べておくとよいかと思います。
会社主催の渡航説明会
海外赴任者を集めた渡航前説明会がある会社もあります。帯同者向けの説明会も実施してくれる会社もあるので積極的に参加しましょう。この説明会では、
- 赴任準備にあたって会社がやってくれること
- 海外赴任中の待遇(給与、住宅、福利厚生など)
- 会社規定(家族帯同、一時帰国、休暇など)
など会社の制度中心の説明になるかと思います。わからないことだらけだと思いますので、説明会やその後の問い合わせができるように準備しておきましょう。
赴任が決まったらすぐにやることまとめ
今回の記事は、割と会社の流れに沿えば特に気にすることなく案内されるものばかりです。しかし、海外赴任準備でやることは山のようにあります。
本格的な準備がスタートする前に、できることは早めにクリアして片付けていきましょう。