オイスターカードは日本のSuicaやICOCAと同じような交通用ICカード。地下鉄(現地ではチューブ:Tube と呼ばれます)やバス、トラム、水上バスなど、ロンドン内のほとんどの公共交通機関で利用できます。
「その都度、切符を買うのではダメ?」と思われるかもしれませんが、オイスターカードを使えば切符の半額近くの運賃で移動できます。今回はその購入方法と使い方をご紹介します。
オイスターカードで乗れる交通機関
オイスターカードはイギリス・ロンドン市内の下記の公共交通機関で利用できます。Greater Londonより外側では使えないことには注意が必要です。
- ロンドン交通局バス
- ロンドン地下鉄(Tubeチューブ)
- サウス・ロンドン・トラム(路面電車)
- ドックランド・ライト・レイルウェイ(DLR)
- オーバーグラウンド(London Overground)
- TfL Rail (Transport for London)
- テムズ・ケーブルカー(Emirates Air Line)
- River bus
- ナショナルレール(National Rail services)※ロンドン市内の多くと市外の一部
オイスターカードの購入方法
オイスターカードは以下のいろんな場所で購入することができます。多くの人は空港で購入されることが多いと思いますが、後で地下鉄で購入もできますのでご安心ください。
- Tube(地下鉄)、London Overground、Tfl Railの全ての駅
- DLR、National Railの一部の駅
- Visitor Centres(ビジターセンター) リヴァプール・ストリート駅、ピカデリー・サーカス駅、ヴィクトリア駅、キングスクロス駅、パディントン駅、ガトウィック空港、ヒースロー空港(ターミナル2&3)にあります。
- オイスター・チケット・ストップ
バスはオイスターカードなどが無ければ乗れませんが、バス車内では購入できないのでご注意ください。
券売機で購入&チャージ
上部に「Oyster: Buy, top-up and refund」(オイスター:購入、チャージ、払い戻し)と書かれている券売機を選びましょう。
カード利用のみ、コインのみ、トップアップ(チャージ)のみの券売機もあるのでご注意ください。
画面下部には国旗マークが並んでおり、日本の国旗を選ぶと、日本語表示で操作できます。
「新規カードを購入する」を選択し、購入枚数を選択(オイスターカードは1人1枚で利用します)。
チャージ額を選択し、クレジットカードやデビットカード、現金(硬貨または紙幣)で支払います。オイスターカードの保証金5ポンドが別途かかります。初回のチャージ額は20ポンド程度がおすすめです
デポジット金5ポンドとチャージ金額の合計を支払う。(クレジットカード利用可能)
以上で、オイスターカードの購入は完了です。
オイスターカードの使い方(電車・バス)
日本のSuicaやPASUMOと同様、リーダーにピッとタッチするだけです。
ロンドン地下鉄(Tube:チューブ)での使用方法
改札に入るときも出るときも黄色い丸のリーダーにタッチするだけです。
ロンドン郊外などは、改札口が無い場合ありますが、リーダーはあるので必ずタッチしましょう。
ロンドンバスでの使用方法
乗車時に運転席の横に設置されている黄色い丸のリーダーにタッチします。
バスの料金は一律1.5ポンドなので降車時はタッチしません。
ちなみに1時間以内のバスの再乗車は追加料金がかかりません。
リーダーへのタッチは必要ですが、チャージ金額からマイナスされず、実質無料で再乗車できます。
まとめ
買い方・使い方はシンプルかと思います。ただ、地下鉄の料金体系は日本とことなります。ロンドンの地下鉄の運賃は、ゾーン制になっており、どのゾーン内を移動するかによって料金が変わります。
こちらはまた別途説明します!