この記事では、日本の運転免許証の更新の際のポイントと国際運転免許証の必要性について紹介します。身分証明書としても重要な免許証についてしっかり事前に対策しておきましょう。
国内運転免許証の更新
日本の運転免許証について、忘れずに有効期限を確認しておきましょう。
運転免許証の更新期間は、免許証の有効期間が満了する日の直前の誕生日の1か月前から1か月後です。もしも予定されている赴任期間中に、運転免許の更新時期となる場合は、特例として事前更新手続きが可能です。
更新に必要な書類
事前更新する場合に必要な書類は次の通りです。
- 更新申請書
- 現在の運転免許証
- 申請用の写真(タテ3.0cm×ヨコ2.4cm・申請前6ヵ月以内に撮影)
- やむを得ない理由(海外赴任)を証明する書類
→海外赴任の証明書は、職場に発行をお願いしましょう! - 手数料支払い(申請する免許種別で手数料は変わります)
更新にあたっては更新時講習を受ける必要がありますが、内容は通常の更新と同様で、優良運転者は短時間講習を受けるのみです。
更新場所や申請に必要な書類、手数料等の詳細は各都道府県警察の運転免許センターに事前確認することをお勧めします。
・警察庁 運転免許証の更新手続きについて
国際運転免許証の必要性
結論から言うと不要です。取得されている方もいますが、なぜ不要か以下の説明を読んで、改めて確認してください。
日本の免許証はイギリスで1年間利用可能
イギリスでは、入国から1年以内であれば日本の運転免許証がそのまま使えます。ただし、レンタカーを借りる際などに、翻訳証明書を求められる場合があります。
また居住者(Residents)と非居住者(Visitors)とでは取り扱いが異なり、運転できる車種の制限もありますので、日本の免許証で運転をされる方は、DVLA(Driving & Vehicle Licensing Agency)又はDVA(Driving & Vehicle Agency)にて詳細をご確認下さい。なお、日本の免許証の更新は、日本の公安委員会でのみ可能です。
赴任期間が1年以上と長い場合には、イギリスの運転免許証に切り替える必要があります。
国際運転免許証は必要?
国際運転免許証の有効期限は発給日から「1年間」です。日本の運転免許証と同じのため、取得の必要はありません。
ただし、「赴任1年以内にイギリス運転免許証へ切替える事」を忘れないように注意しましょう。
イギリス以外の赴任の場合は、国際運転免許証の必要性も変わってくると思いますので、その場合は別途ご確認ください。