【医療・薬】海外赴任前に日本でやっておく4つのこと

海外赴任前にやるべき、健康・医療関係のポイントについてまとめていきます。
健康・医療関係は人によって事情が異なるので様々だと思います。あくまで私の例として、参考にしてください。

目次

健康診断

海外赴任者は、赴任前健康診断を受診する必要があります。

企業が海外に従業員を派遣するにあたり、法律上で要求されているものです。海外勤務を行うにあたって健康上問題ないかを確認することを目的としており、具体的な進め方は会社側から指示があると思います。

帯同者の健康診断も任意ですが受けることをおすすめします。多くの場合、家族の健康診断にかかる費用は会社負担が多いようです。

注意

健康診断で著しく数字が基準値より悪いと就業見送りになる場合があります。多くの場合は、多少基準を超えても大丈夫のようですが、産業医の判断になるため健康面での心配がある場合は早めに改善に取り組むのがベターです

予防接種

ここでは、大人と子ども分けて記載します

予防接種(大人編)

海外赴任が決まったら、出発3か月以上前などのなるべく早い段階から、予防接種を実施しましょう。
予防接種の種類によっては数回(2~3回)接種する必要があるからです。

接種するワクチンの種類や接種日程の相談をして、計画立てて進める必要があります。仕事の都合もあり、休みが合わなかったりなどもありますので、早めの診断をおすすめします。私の場合は、妻と一緒に受けに行く日程を調整しました。

受ける予防接種の種類は渡航先によっても異なるため、会社・医師と相談して接種する種類を決めると良いと思います。

予防接種(こども編)

私は子供がまだ小さく、日本の予防接種スケジュールがまだ途中でした。医師と相談の上、渡航前に終わらせる事ができるように、通常よりもスケジュールを早めて接種するような事もできました。

また、渡航外来の初診時に過去の予防接種記録の提出が必要でした。この際、妻も私も自分たちが過去に受けた予防接種など全くわからず、両親に母子手帳を送ってもらい記入しました。

予防接種の診察は、居住区のトラベルクリニックや渡航外来等の医療機関で診察を受けることができます。

航外来 対応病院の調べ方

各都道府県の予防接種実施機関は厚生労働省検疫所「FORTH」のサイトから検索できます。

英文の予防接種記録の用意(大人・こども)

予防接種を医療機関で受ける際に、英文での予防接種記録の作成を依頼しましょう。どの予防接種をいつ打ったかの記録を英文にしたもので、海外赴任後に予防接種記録を求められた際に必要になります。

特にお子様連れで、渡航後になんらかの予防接種を現地で続けて打つ必要がある場合には、記録を見せる必要があります。

医療英語などわからない事も多く戸惑ってしまいますよね。。
でも、英文の予防接種記録があれば転記するだけなので、とても簡単に終わらせることができます。

忘れないように、予防接種の際は必ず入手しておきましょう。

歯科検診

海外赴任前は、歯科検診を受ける事をおすすめします。

日本の歯医者は非常に安価ですぐに行くことができますが、海外、特にイギリスでは腕もよくなく、価格も非常に高いです。

歯医者の数自体が少なく、予約も取りづらいので赴任前に検診や治療して直してしまいましょう。

治療に時間がかかるようであれば、歯医者に赴任することを伝えてください。人によりますが、海外の医療(歯医者)事情に明るくアドバイスもくれたり、スケジュールも短期の治療で済むようにしてくれます。

薬の準備(持っていくべき薬)

特にイギリスでは、医者の予約がなかなか取れません。赴任者はNHSではなくGPにかかることが多いと思いますが、それでも予約が取れないため、軽い症状(といっても自分的には38℃で重い)の場合は医者に掛かっても市販薬を紹介されることもあります(さすがに、日本人向けのGPではそれはないと思いますが)

常日頃から愛用している常備薬があれば、事前購入して引越荷物・手荷物などに含めて持って行くようにしましょう。
海外で薬を探すのは言葉も難しくなり大変ですし、自分に合うものがすぐ見つかるかどうかは分かりません。

おすすめの薬は以下のものです。 なれない環境や食事で熱・お腹を壊す・皮膚に症状が出ることもありますのでできるだけ準備しておきましょう。

小さい子どもがいる場合は子供向けのくすりも忘れずに。

  • 総合風薬
  • 点鼻薬
  • 花粉症対策
  • 解熱剤(ロキソニン等)
  • 皮膚関連(軟膏、飲み薬)
  • 胃腸薬
  • 目薬

裏技! 処方箋なしで病院の薬が買える オオギ薬局

マツキヨなどの薬局で薬を購入することもできますが、薬の効果は病院の薬の方が効き目が高いことが多いです。そんな病院の薬が購入できることをしっていますか。私が利用しているのはオオギ薬局です

病院の薬が処方箋なしで買えるとは、なんだか怪しく聞こえるかもしれませんが、きちんと法令に基づき、薬剤師と薬の効き目や副作用、飲み合わせについてなど相談して購入できます。

詳しくは、ホームページに譲りますが、全ての薬を購入できるというわけではありません。
実は、医師の診断・処方が必要な薬は、全体の中のおよそ半分らしく、すなわち、半分は処方箋なくても購入が可能ということです。

ホームページからは検索もできますし、事前の問合せも可能ですので効き目の高い薬を多く購入しておくと安心です。しかも、大量に購入できるにで市販の薬よりも安く購入できます(単純に比較できないのであくまで個人的な感覚です)

病院に通わずに、事前の問合せを行い、当日取りに行く(購入する)だけですので、非常にスピーディです。

参考までに私が購入している薬をご紹介します。

まとめ

今回は、渡航前の健康・医療関係のやることについてまとめてみました。

環境の大きく変わる海外赴任、健康第一に考えてください。
もしも気になる症状などある場合は早めに病院にいって解決しておきましょう。

薬以外にも持っていったほうが良いものがありますので、別記事で紹介します。

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